ハイネッタシザー

ハイネッタ「リビテックハイネッタ21」というブランド名で商標登録してあるハサミは、
元祖ハイネッタと同じ柔らかい鋼材を使用し、その構造も同じ作りでありながら、
従来品よりもハンドル形状や刃形状、刃長のラインナップを拡充させています。
さらに、質感調整の出来る特殊形状のクシ刃を使用したセニングや、
日本刀の製造技術を応用したダマスカス積層鋼を使ったシザー・セニングなど、
ハイネッタシザーは過去から現在、そして今後も進化し続けます。

大々的な広告宣伝や販売活動はしておりませんし、それをできる人員もいません。
「地味に」販売しておりますので、知る人ぞ知る「幻の鋏」と言われることもあります。

小規模で経営しているので、人件費などがかからないため、お値段を安くできます。

少し試し切りしただけで、その良さを分かってくれる感度の良い方もいらっしゃいますが、
長く使い込むほどに手に馴染み、その良さがどんどん分かってくるようなハサミです。

すぐに良さが分かってもらえず、もどかしい思いをすることもありますが、
最初だけ良ければ良いという安易な考えだけは絶対にしたくないのです。

デザインは実用性重視です。派手な装飾や色つきのハサミはありません。
無骨な「職人の道具」という感じです。

髪の毛が痛まず切れることを最も重視しております。
刃先が極端に「逃げない」ハサミは、髪の毛を潰している可能性があります。
適度に逃がした方が、髪の毛には優しいです。手に伝わる感触も優しいです。

セニングは、「カット率」と「実際に切れる量」が一致するように心がけています。
「抜けの良さ」と「しっかり梳ける」と「カットラインが出ない」を両立しています。
梳ける量が少ないセニングは、抜けが良くて当たり前ですが、
たくさん梳けるセニングでも抜けが良いです。

刃が分厚いので、重いです。
でも、そのかわり、何回研いでもなかなか減らないので、長く使えます。
軽すぎるハサミには理由があります。

切れ味がなかなか落ちません。しかも、何回研いでも切れ感が変わりません。

ベアリングは使っていません。
メリットは少なく、デメリットが大きいからです。

開閉の滑らかさは、刃と刃のかみ合せの精密さで決まります。

弊社は、本物のハイネッタシザーを定常的に提供でき、アフターサービス(研ぎ、修理)にも
迅速に対応できる唯一のメーカーです。